現在開発中の製品は、シリアルインタフェースを使ったコンソールを実装してありますが、VISAを使って制御できるように改造しようと仕様を調べています。
とりあえずC#を使ったサンプルプログラムを入手。
USB接続の測定器を繋いでコマンドを送ってみる。
*IDN? と送ると、機器の名前やシリアル番号などが返ってきます。
で、シリアル通信の場合はどうなるのか?
PC上にCOMポートが存在していると自動的に拾い上げてくれるようです。
私のPC上はCOM3が存在していてその場合には、ASRL3:INSTRというリソースの名前を使うようです。
シリアルポートを選んでコマンドを送ってみます。
"*IDN?"と送りました。
10ビット分と思われる長さを測ってみると1.05msです。952.381Hzと表示されているので、1ビットなら9523.81Hzということで、9600bpsでポートは開かれているようです。
ちなみにスタートビット(=0), b0 - b7, ストップビット(=1)の順で送られるので、
最初のバイトは b0-b7 = 01010100 = 0x2a '*' のようです。
最後のバイトは b0-b7 = 01010000 = 0x0a (LF) となっていますが、VISAの仕様では終端文字にLFを使うようです。
実際の製品はターミナルの通信速度が115.2kbpsなので、通信速度も設定変更が必要です。
次はボーレート変更方法を調べてみます。