COSMOS03の日記

日記をつける代わりにブログに書いています。

VISA通信を試してみる。

現在開発中の製品は、シリアルインタフェースを使ったコンソールを実装してありますが、VISAを使って制御できるように改造しようと仕様を調べています。

 

とりあえずC#を使ったサンプルプログラムを入手。

USB接続の測定器を繋いでコマンドを送ってみる。

*IDN? と送ると、機器の名前やシリアル番号などが返ってきます。

 

で、シリアル通信の場合はどうなるのか?

PC上にCOMポートが存在していると自動的に拾い上げてくれるようです。

私のPC上はCOM3が存在していてその場合には、ASRL3:INSTRというリソースの名前を使うようです。

 

シリアルポートを選んでコマンドを送ってみます。

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"*IDN?"と送りました。

 

10ビット分と思われる長さを測ってみると1.05msです。952.381Hzと表示されているので、1ビットなら9523.81Hzということで、9600bpsでポートは開かれているようです。

ちなみにスタートビット(=0), b0 - b7, ストップビット(=1)の順で送られるので、

最初のバイトは b0-b7 = 01010100 = 0x2a '*' のようです。

 

最後のバイトは b0-b7 = 01010000 = 0x0a (LF) となっていますが、VISAの仕様では終端文字にLFを使うようです。

 

実際の製品はターミナルの通信速度が115.2kbpsなので、通信速度も設定変更が必要です。

次はボーレート変更方法を調べてみます。